2011-05-02

モロッコで見たフランス人





 モロッコで見た、外国人。

モロッコはフランス人がとても多い。

旧フランス領だった事もあってか、フランス語を話せるモロッコ人も非常に多い。
 
ヨーロッパから格安の航空会社がいくつか飛んでいるので、気軽に来られるのも要因だろう。



観察していると、フランス人は本当にいろんな人種というか、いろんな人がいるなーって思う。

顔を合わせれば、ニコッとしてくる人もいれば、ムスっとしている人もいて様々だが、パリから来た人は概ね冷たいようだ。

フランスの地方から来る人達だと、笑顔を向ける人が多い。





マナーははっきり言って、あまりよろしくない。

窓際のカフェに座っていると、一言も声をかけず、堂々と人のテーブルの横でバシャバシャ写真を撮り始めるのはフランス人。

ご飯を食べている隣で、平気でタバコを吸う。

まったく気にしない。

でも、だからって、人が悪い訳じゃない。 

たまに、ボナペティ(食事楽しんでねと言うようなニュアンス)とニコッを言われると、人が悪い訳じゃないなんだなーってホットする。

まー、アジアで言うと、中国人かなー。

中国人もまーいろいろなので、一言で言えない。マナーの悪さは世界中に知られているが、人が悪いのかと言えば、そうじゃない。人による。

フランス人の友人が、フランス人は中国人に似ていると言ってた。

自分勝手な人種だからだと言ってた。半信半疑だったが、よく考えたら、似ているかもと納得。

私の知っている中国の人達は概ねいい人だった。

マナーが悪くても、習慣なので仕方ないかあーと思うべきである。

マナーが悪い = 悪い人  この図式は違いますからね。

しかし、先進国でマナーが悪い人は、思いやりのない人が多いのではと思う。

自論だが、マナーとは思いやりだと思う。

もちろん、留学経験者などは、先進国の人達と変わらないマナーの持ち主も多いから、いろいろである。

フランスも言わずと知れた階級社会。

上級階級の人達とはお目にかかれないから、観察出来ないので、上記の私の意見は、一般の人達の観察した結果の話だ。

アメリカ人とイギリス人、概ね人への気遣いがある。

横入りをしない、人の話が終わるまで待っている。

多分、日本と人共存するのに、ストレスのたまらない国民かもしれない。

しかし、これも人による。

やっぱり、人間は育った環境も大きく左右されるが、いい人かどうかは、またマナーとは別の話である。


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